(2019年9月10日更新)
ドコモ2年縛り・解約期間(更新)3ヶ月間へ。au・ソフトバンクも追随へ
『2019年9月ソフトバンク(ワイモバイル)は2年縛りの廃止を決定致しました。
他社も追随する可能性がありますね。』(2019年9月10日追記)
【NTT docomo】
・2年縛り更新期間を2ヶ月→3ヶ月間へ延長でどうなる?
2018年8月に将来的に更新期間を3か月間にすると、公表がありましたが、ついに、
『株式会社NTTドコモ(以下、ドコモ)は、お客さまが定期契約の料金プランや各種割引サービスを解約する際、これまで定期契約満了月の翌月と翌々月の2か月間を解約金がかからない期間としておりましたが、この度1か月延長し、2019年3月に定期契約が満了を迎えるお客さまから、定期契約満了月の当月、翌月、翌々月の3か月間に変更いたします。』
と、なりました。
現状は、契約日を1ヶ月目として、25ヶ月と26ヶ月目の2ヶ月間を更新月(違約金を払わず解約できる期間)と設定していたものを、24ヶ月~26ヶ月目の3ヶ月間を更新月とするとのこと。
1ヶ月前倒しされることで、更新月に入って解約しても、25ヶ月目の基本料金を払わなくても良くなる。
2年ピッタリで解約出来るようになると言うことですね。
いままでは、2年満了後の翌1日以降に解約しなければ違約金でしたが、
今後は24ヶ月目の月末に解約が出来るようになります。
だが、そんな人いるのかな?なぜなら↓
・端末を分割で購入した場合どうなるのか?
基本的にキャリアで回線のみ(スマホの本体は無し)で契約することは、まずいないと思います。
となると、端末(iphoneなど)は購入翌月からの24回払いになっていますので。
最低でも、26ヶ月は継続しなければ、月々サポートや、分割わりが、適用されなくなり、結局は2か月分は、別途追加で支払いが必要になります。
25ヶ月目の最終日の24時まで契約しなければ、月々サポートは、適用されないので、26ヶ月間となります。26ヶ月目は、1日でも大丈夫です。
だが、日割りは、適用されません。
・結局、契約者にメリットは?
ほぼ無いです。
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とりあえず、24ヶ月目にどうしても解約したい人。
端末の割賦を終えてる。もしくは端末購入サポートで購入し少し早く解約したい人。
もしくは、2ヶ月分の端末代は追加で払ってでも、1ヶ月早く解約したい人。
などなど、微妙ではありますが、無いことはないです。
・では何故期間が拡大されたのか?
2年縛りの契約に総務省からの行政指導が入ったので、キャリア自身はできるだけ、損をせずに、見かけを良くし、改善しました!とアピールするだけの行為だと思います。
総務省は、検討会の報告書を受けて、3キャリアに対する行政指導の中で、2年契約の解約時に、更新月に近い場合違約金を支払わなくても済むような措置を講じることについても指導していたとの事で、
3キャリアはこれで指導に従った!
もう完璧です総務省様って感じなんでしょうね。
そこらへんが携帯会社の顧客第一主義の全く無い現れなんでしょうね。
UQとワイモバイルも2年契約自動更新なのだが、そこはいいのか?総務省。
またドコモの吉澤社長は、2年契約の違約金減額・廃止は、しないと明言しています。
解約月の日割り計算も非常に難しいと明言されています。
2年契約と、縛りのないプランの両方を用意しているので、契約者が2年契約を選択していると言う言い分なんですが、実際は2年契約をしないと、月々1500円も高くなってしまいますので現実的ではありません。
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