2018年10月31日更新。
ドコモが、来年度以降の携帯料金の値下げを検討との記事が出ました。
菅官房長官が「今より4割程下げる余地がある」と、発言し値下げの圧力がかかりつつある状況。
本当に安くなると思いますか?
わたしは、安くなるとは思えません。
むしろ、値上げにつながる。
なぜなら・・・
現在、スマホの平均支払い額は1人あたり7,500円。
4割カットすると、4,500円になります。
現状の3大キャリア、料金を比較していきます。
・各社大容量パケットプランでの比較(3社共に5分通話プラン)
ソフトバンクのウルトラギガモンスター+(プラス)(50GB)は、ひと月、各種割引込で1人だと5,480円、2人であれば4,980円、3人は3,980円、4人は3,480円であり。
3人以上の場合は、菅官房長官の4割カットを、すでに達成出来ていることになります。
auにしても、auフラットプラン20(20GB)スーパーカケホでも、各種割引込で4,500円なので、4割カットを達成出来ている計算になります。
ドコモの場合は、ウルトラデータLパックが20GBで6,000円。そこに、カケホーダイライトとSPモード(ネット接続サービス)で2,000円プラスされ合計が8,000円になります。 ドコモ光割引適応時は6,600円。
ドコモだけ、4,500円をオーバーしているので、4割カットを実現すべく、来年度を目安に、値下げを検討していると推測されます。
・機種を新型iPhone XR 64GBで計算。
アップルでのiPhoneXRは91,584円(税込)これを24分割すると1月あたり、3,816円。
ソフトバンクだと106,560円(税込)になり、24分割だと1月あたり4,400円です。
(小売なので、売価は自由に決めていいのは、分かりますが、なぜ約15,000円も同じものなのに高いのでしょうか・・・?まぁ割引を多く見せる手口なんでしょうが・・・)
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・機種代込だとどうなる?(iPhoneXR64GB)で検証。
・ソフトバンク
3人でのウルトラギガモンスター+(以下3UGM+)で検証。
3UGM+で3,980円と機種代の4,400円で合計8,330円
(2年目は1年おトク割が無くなり1,000円高くなります)
・au
24回払いでは、月々4,100円。
auフラットプラン20(20GB)スーパーカケホで
4,500円と機種代の4,100円で合計8,600円
(2年目はスマホ応援割が無くなり1,000円高くなります)
・ドコモ
ウルトラLパック6,000円+カケホライトとSPで2,000円に光割の-1,400円。
6,600円+機種代の3,888円-月々サポート2,457円で合計8,031円。
・3社ともに、光回線割引適応後の金額になっています。
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機種代分離プランで、すでに4割カットを実現している、
ソフトバンクとauも機種代金を含めた金額は、
ドコモの機種代金込の金額とほぼ同水準。
むしろ、ドコモの方が(ドコモ8,031円・au8,600円)500円以上も安い。
しかも。SB・auは、2年目以降には、1,000円分割引が無くなる。
テザリングもドコモは無料だが、SB・auは月500円。
・結局どうなった?まとめ。
機種代金分離プランで4割安く、見せかけているだけ!
ソフトバンクとauの方が、機種代を合わせると、高額になる。
特に2年目は、月々1,500円くらい、高額になるでしょう。
(そこで機種代を48回払いにすることにより月々を安く見せているが。)
ただ、3年目以降は、同じ機種を使い続ける場合のみ(機種代完済の場合)、機種代分離プランの方が、安くなります。(3年目以降ドコモは月6,600円・auは月4,500円)
結局は、ドコモも機種代分離プランを発表し、スマホ通信費の月々負担が4割程度安くなりました。ただし機種代は別!!
と、なるのでしょう。
ユーザーのトータル負担金額は、変わらないか、SB・auの様にむしろ負担増に、なるのではと、考えます。
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